イベント情報


岩波 友紀写真展 ~One last hug ~【終了】

2018年3月8日(木)~28日(水)   
岩波友紀写真展
One last hug~津波で行方不明になったわが子を探し続ける父親たちのドキュメンタリー
10:00~18:00 入場無料 
※土日祝日は16:00まで
※3月25日(日)は休館です。
※3月22日(木)・23日(金)岩波友紀氏 在廊予定。

 タイトル 

岩波友紀写真展

One last hug~津波で行方不明になったわが子を探し続ける父親たちのドキュメンタリー

開催日時

2018年3月8日(木)~28日(水)  ※3月25日(日)は休館です。

10:00~18:00(土日祝日は16:00まで)

※3月22日(木)・23日(金)岩波友紀氏 在廊予定。

料金

入場無料
内容

震災後福島に居住し、現在も東日本大震災と福島第一原発事故を撮り続ける、岩波友紀氏の写真展です。

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2011年3月11日に日本を襲った巨大津波から7年が経つが、今も行方不明となっているわが子を捜し続ける3人の父親たちがいる。津波が地震など他の自然災害と異なるのは、流されるなどしてどこに行ったか見当もつかなくなることがあることだ。いまだ2500人以上が行方不明となっている。

宮城県石巻市の永沼勝さん。全校生徒の7割が犠牲の大惨事となった石巻市立大川小学校。当時2年生だった長男の琴君を、重機と船を使い毎日毎日捜し続けている。
福島県南相馬市の上野敬幸さん。家族4人を亡くし、不明の父と当時3歳の長男・倖太郎くんを捜す。地元消防団の上野さんは、原発事故避難で誰もいなくなった地元で仲間とともに地元の犠牲者を収容し続けた。
福島県大熊町の木村紀夫さん。家族3人を失い、見つかっていない当時小1の次女・汐凪ちゃんを捜す。原発爆発の避難指示で町から出なければならなかった。許された一時帰宅の中で大熊町に通い捜し続ける。
3つのケースはそれぞれ津波という自然災害それだけの犠牲ではない。大川小では、学校にいた子どもたちが逃がされること無く津波にさらわれた。南相馬市原町区では原発の爆発と同時に捜索の警察、自衛隊が姿を消した。大熊町では震災翌朝には避難命令が出、その後は捜すどころか町に入ることさえできなかった。逃げていれば助かった命。原発事故さえ無ければ捜すことができた命。せめて野ざらしにされることはなかった命。
助けてあげられなかった、自分が代わりになればよかった。親の慟哭は時が経っても決して消えることはない。
見つからないわが子を捜すーーこんな悲しいことが世の中にあるだろうか。
震災からの復興が進む中で、いまだにただの一歩も進めない。その大切な命を捜しに行く。願いはただひとつ。
もう一度、この手で抱きしめたい。

出展者

岩波友紀 / Yuki Iwanami

1977年長野県生まれのフォトジャーナリスト。2001年から活動をはじめ、アジア、中東、バルカン半島などの写真を撮る。2003年から日本の全国紙のスタッフフォトグラファー。現在は再びフリーとして福島市に在住し、東日本大震災と福島第一原発事故の取材も続ける。コニカフォトプレミオ、Critical Mass Top 50、Tokyo International Photography Competitionなどを受賞。International Center of Photography(ニューヨーク)に福島の野馬追シリーズ作品が収蔵されている。オンライン新聞 「The PHOTO JOURNAL」主宰。近著に「1500日 震災からの日々」。今写真展と同テーマでMumbaiI Photo Festival 2017やNikon Salon で個展を開催。木村さんの娘が発見された一連の報道ではDAYS国際フォトジャーナリズム大賞2018審査委員特別賞を受賞。今年中に同テーマの写真集を発売予定。

関連サイト ⇒http://www.yukiiwanami.com/home

 問い合わせ先

ANNEX事務局 052-935-0918(平日10時~18時)

チラシはこちら ⇒ 岩波氏写真展.pdf